体験談

毒親に否定される①:3才頃、スーパーマーケットで

年齢:3才頃
場所:スーパーマーケット
登場人物:母、母の知人
毒親思考:子供が気に入らないことをしたら、怒鳴りつけていい
自己認知:私は人に話しかけると怒鳴られる

ある日、母親に連れられて近所のスーパーに買い物に行きました。
母親と店内を歩いていると、顔を見たことがある人に出くわしました。
その人が誰だったのかはよく覚えていませんが、私はその人に話しかけたようです。
話しかけたと言っても3才頃の事なので、どう話しかけたか内容は覚えてません。
とにかく私が話しかけたことが契機となり、母親はその人と挨拶したりしてました。

一通りその人との会話を終えて、しばらくしてその人がいないところで
母親にものすごい剣幕で怒鳴られました。

「なんで話しかけんだよ!!
 今度から誰が来ても話しかけんじゃねーぞ!いいな!!」

あまりの剣幕に、私はただただ萎縮して恐怖を味わっていました。
母親にとってその知人は気づかないふりをしてやり過ごしたい相手だったようです。

そんなことは3才の自分には分かるはずもないのですが、怒鳴られました。
理不尽極まりないですね!

この出来事がキッカケで、人に話しかけると母親に怒鳴られて恐怖を
味わうことになる、と脳に刻まれたのだろうと今は思います。

未だに人に話しかけるときは一定の恐怖・不安・緊張があります。
原因を自分の中に認識できても、その恐怖に繋がる思考回路は
ちょっとやそっとでは取り払えないのですね。

このような事を解消する方法のひとつとして、その記憶の中の自分や母親に対して
今の自分が何か助けになるようなことを言う、というのがあるそうです。
私は、その記憶の中の自分に対して以下のように声をかけてみました。
「大丈夫だよ。君は悪くないよ。
 話しかけてはいけないなんて知らないもんね。」
最初のうちはあまり効果はありませんでしたが、何度も実施するたびに
少しずつその時の恐怖が薄れてきたように思います。

  • この記事を書いた人

taka

金融商品に興味を持ち、調査・実践している普通のサラリーマン。雑記ブログを運営しています。

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